親善野球に意欲 台湾チーム来松 試合への意気込み語る
愛媛と台湾の「松山空港」を結ぶチャーター便運航を記念し台北市の福林小学校の野球チームの一行が28日、松山市役所を訪れ、週末の親善試合への意気込みなどを語った。
松山市と台北市は友好交流協定を締結しており、台湾からの便は約150人を乗せて27日夜に到着した。親善試合は松山市の小学校の選抜チームと29、30両日にマドンナスタジアム(市坪西町)で計4試合を予定している。
市役所では野志克仁市長が選手15人や関係者を迎え、松山市出身の故近藤兵太郎氏が台湾の嘉義農林学校で野球を指導した縁や現在も松山では野球が盛んと説明。「少年野球も強いので、いい試合になるよう願っている」と激励した。
福林小が台湾有数の強豪チームであることなどが紹介され、滞在中の楽しみを聞かれた選手たちは「友だちをつくりたい」「温泉に入りたい」などと答えた。キャプテンでエースの欧陽可金君(11)は「親善試合は台湾の大会以上に気合を入れて全力で臨みたい。日本の選手と、お互いに学び合うことができれば」と話していた。
一行は同日、県庁も訪問した。